Amazon Nowでも、アカウントの一時停止や垢バン(契約解除)、警告は起こりえます。なぜなら、実際に垢バンや一時停止、警告の報告が多数あるAmazon Flexと同じルール(規約・アプリ)で運用されているからです。
ただ、2026年11月の時点で、Amazon Nowで「停止された」という公開の体験談は2件しか見つかりませんでした。任意保険の書類で止まったという投稿と、原因がわからないままアカウントが無効になったという相談です。警告にあたるメールは、運営者の僕にも届いています(チェックインに遅れたときの「未到着のブロック」メール)。
先に結論をまとめます。
- Nowでも起こりえる:停止・垢バン・警告の報告が多数あるAmazon Flexと、同じ規約・同じアプリで運用されている
- Nowの事例はまだ少ない:見つかった停止の話は2件だけ(任意保険の書類で止まった投稿と、原因がわからない無効メールの相談)。警告にあたるメールは運営者にも届いた
- 何回で停止、という数字は公式に出ていない:「遅刻◯回でBAN」のような話は、どれも公式の根拠がない
- 通知が来たら期限に注意:契約解除への異議は、通知を受け取ってから10日以内(規約6条c)
Amazon Nowでも、垢バンってあるの?
起こりえるよ。Flexでは停止や垢バンの報告がたくさんあって、NowはそのFlexと同じ規約・同じアプリで動いているからね
じゃあ、Nowで実際に止まった人はいるの?
僕も調べたけど、見つかったのは2件だけ。ただ、警告にあたるメールは僕にも届いたよ
この記事を書いた人
シュウ現役フードデリバリー配達員
- 配達員歴3年(東京23区全域)
- 累計配達約4万件(年365日・1日40件前後・150〜200km)
- 掛け持ちUber Eats・ロケットナウ・Amazon Now
- Amazon Now9/19登録・9/28稼働、8日間で50ブロック
- 車両バイク・原付(自転車でも90日間)
- 免許大型自動二輪(取得から20年)・バイク歴25年
Amazon NowとAmazon Flexの関係
まずは、NowとFlexがどうつながっているかを整理しておくね
Amazon Nowの配達員は、Amazon Flexのアプリをダウンロードして登録します。Now専用のアプリはありません。Amazon Flexの公式の募集ページでも、Amazon NowはFlexの配達の種類のひとつとして案内されています。
公式のよくある質問には、アカウントは1人1つと書かれています。同じアカウントでFlexもNowも受けるので、アカウントが止まれば、Nowの仕事も受けられなくなると考えるのが自然です(Nowだけ別扱いになるという公式の説明はありません)。
契約の内容は、Amazon Flexの「独立請負業務委託規約」に書かれています。停止や契約解除に関係する条文は、このサイトの規約のまとめで解説しています。


規約にある停止・契約解除の決まり
| 条文 | 書かれていること |
|---|---|
| 6条b | 自分から契約を終わらせたら、 12か月は戻れない |
| 6条c | 基準を満たさない・ 重大な違反などで 契約解除になることがある。 異議は通知から10日以内 |
| 6条e | 180日以上使わないと 停止されることがある (再登録の申請はできる) |
「6条c」の10日は、契約解除への異議の期限です。書類の確認や一時的な停止まで、すべて同じ10日で扱うとは書かれていません。通知が来たら、その通知に書かれている期限と送り先を最初に確かめてください。
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Amazon Flexでは停止・垢バンの報告が多い
まずは、Nowと同じルールで動いているFlexで、何が起きているかを見ておこう
Amazon Flexは、日本でもアメリカでも、停止や垢バンの報告がたくさんあります。
- 日本:停止と復活をまとめた個人ブログの記事に、停止やログインできなくなった相談のコメントが寄せられている。Xにも、評価が下がって契約解除になりそうだという投稿や、過去に止まったという話が出ている
- アメリカ:掲示板Redditに、アカウントを止められた(deactivation)という体験談が数多く投稿されている。2021年には、システムが自動で配達員を止めていると報道された(くわしくは下の「本国アメリカの事例」)
日本のFlexで、止まった理由として挙がっているのは次のようなものです。どれも本人の説明や、ほかの人の紹介で、Amazonが理由を公表したものではありません。
- 当日のキャンセルや、チェックインに来ない:ブロックを受けたのに来ない
- 未配・誤配:荷物が届かなかった、違う家に届けた
- 評価が下がった:アプリの評価が「普通」「要改善」になった
- 書類の期限:運転免許証を更新したあと、ログインできなくなった
- ほかのサービスとの同時の稼働:昔、ほかの配達の仕事と同時に動いて止まったという話(今の規約は、ブロック中でなければほかの仕事を禁じていません)
「完了率が◯%を切ったら停止」「キャンセル◯回でBAN」のような数字は、公式には出ていません。ネットでよく見る数字は、どれも根拠がわからないものです。
日本のAmazon Nowで報告されている事例
じゃあ、Nowではどうなの?
Xや知恵袋を何通りも調べた。止まったという話は2件だけ。先に、僕自身に届いた警告のメールから紹介するね
運営者の体験:チェックインに遅れて、警告にあたるメールが届いた
僕は2026年10月4日に、チェックインの時間に間に合わず、ブロックが取り消されました。その日のうちに「未到着のブロック」というメールが届き、このことは配達履歴に残ると書かれていました。
アカウントが止まったわけではありません。次の日からも、ふつうにブロックを受けられています。ただ、メールには「続くと配達資格に影響する」とも書かれていました。中身は警告そのもので、何度も重なれば停止につながる可能性はあります。くわしくはトップページの体験談に載せています。
運営者のステータス画面:「良い」でも「3件の問題」
Flexのアプリには「ステータス」という画面があって、自分の評価を確かめられます。2026年11月1日の僕の画面は、こうなっていました。

- 評価:4段階のうち「良い」
- 評価の決まり方:画面には「2026年10月30日からの配達履歴によって決まります」と書かれている
- 見られる項目:「到着と集荷」「配達」「利用規約」の3つ
- 注意の印:「到着と集荷」に⚠の印と「3件の問題」
「良い」の評価のままでも、項目ごとに問題の件数が出ます。評価が下がる前に、どの項目で問題が出ているかを自分で確かめられるのが、この画面です。ときどき開いて、問題の件数が増えていないかを確かめておくと安心です。
任意保険の書類で止まったという投稿
Xに、まだ1回も配達していないのに、Amazon FlexとAmazon Nowのアカウントが止まったという投稿がありました(2026年10月)。
投稿した本人の説明では、任意保険の証券を何度出し直しても通らず、サポートに電話したところ、証券の日付が和暦(令和◯年)で書かれていて、Amazonの入力欄の西暦と合わなかったのが原因ではないか、ということでした。原因は本人の推測で、Amazonが認めたものではありません。
原付で登録する人は、登録の途中で任意保険の証券の提出を求められます(登録の流れの⑨)。証券の日付や名前が、入力した内容と合っているかを出す前に確かめておくと安心です。

アカウントが無効になったというメールの相談
Yahoo!知恵袋に、東京でAmazon Nowの配達をしていたら、アカウントが無効になったというメールが届いた、という相談がありました。問い合わせても「調査中」としか返ってこない、という内容です。原因と、その後どうなったかは書かれていません。
「オファーが来ない」は停止とは限らない
「最近オファーが来ない」という投稿は、2026年10月の終わりにいくつも見つかりました。ただ、オファーの数は、その日の注文の数や配達員の人数でも変わります。Amazon Flexの規約にも、仕事の量は保証されないと書かれています。オファーが来ないことだけで、停止されたとは言えません。
アカウントが止まったときは、ふつうはアプリやメールで通知が来ます。ログインできない、通知が来た、というときに、次の「通知が来たときの対応」を見てください。
本国アメリカの事例も調べた
アメリカにもAmazon Nowってあるの?
あるよ。2026年6月の時点で、アトランタやシアトルなどで始まってる。アメリカのNowもFlexの配達の種類のひとつなんだ
アメリカのNowで止まったという投稿
アメリカの掲示板Redditに、Amazon Nowのブロックを早く終わらせたのに「来なかった」扱いになり、サポートが直すと言ったのに一部が残って、最後はアカウントが止まった、という書き込みがありました。異議を出しても通らなかったそうです。不具合が原因というのは本人の説明で、Amazonが認めたものではありません。
「Fired by Bot」という報道
2021年に、アメリカの通信社Bloombergが「Fired by Bot(ボットにクビにされた)」という記事を出しました。Amazon Flexの配達員の評価や契約の終了を、人ではなくシステムがほとんど自動で決めていて、異議を出してもなかなか通らない、という内容です。
ただし、これは2021年のアメリカのFlexの話です。今の日本のAmazon Nowが同じ仕組みだという根拠はありません。
日本とアメリカの違い
| くらべること | 日本 | アメリカ |
|---|---|---|
| Nowの 乗り物 | 電動 アシスト 自転車・ 原付 | 車 (Flexの 登録条件) |
| 評価の段階 | とても 良い・ 良い・ 普通・ 要改善 | Fantastic・ Great・Fair・ At Risk |
| インスタント オファーを 受ける時間 | 60秒以内 | 30秒以内 (Now) |

Amazon Nowで特に気をつけたいこと
Nowならではの、止まる原因になりそうなところをまとめるね
チェックインの時間(開始の前後5分)
Amazon Nowのブロックは、開始時刻の前後5分のうちに拠点でチェックインしないと取り消されます。僕が10月4日にやってしまったのも、これです。取り消されると報酬はもらえず、配達履歴にも残ります。
原付の任意保険の書類
原付で配達するには、自賠責保険に加えて任意保険が必要です。登録のあとも、保険の更新のときに証券の出し直しを求められることがあります。期限と、証券の日付・名前の表記を確かめておきましょう。
運転免許証・在留カードの更新
運転免許証や在留カードを更新したら、新しいものを出し直します。外国籍の人は、在留カードの期限に特に気をつけてください。在留カードの条件は外国人の登録条件の記事にまとめています。

生鮮品・お酒・置き配
Amazon Nowは、野菜や肉、冷凍食品、お酒も届けます。ただ、温度の基準や、お酒の年齢確認のやり方、置き配の可否について、配達員向けのくわしい公式の基準は公開されていません。アプリの案内と、お客さんの指示に従うのがいちばん確実です。
停止・契約解除の通知が来たときの対応
もし通知が来たら、どうすればいいの?
あわてて新しいアカウントを作るのはだめ。1人1アカウントだからね。まずは通知を読んで、期限を確かめよう
- 通知を保存する:メールやアプリの画面をスクリーンショットで残す。受け取った日時もメモする
- 何の通知かを見分ける:一時的な停止なのか、契約解除なのか、書類の確認なのか
- 期限を確かめる:契約解除への異議は、通知を受け取ってから10日以内(規約6条c)
- 記録を集める:その日の配達の時刻、サポートに連絡した時刻、写真など
- 通知に書かれた方法で送る:ふつうの問い合わせを送っただけでは、異議を出したことにならない場合がある
- 送った記録を残す:送った文面と日時を保存する
登録済みの配達員の問い合わせ先は、Flexアプリの中の問い合わせか、サポートのメールです(アプリの[ヘルプ]から確認できます)。

フリーランスを守る法律もある
2024年11月から、フリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス法)が始まっています。厚生労働省の資料では、6か月以上続いている業務委託を発注者の側から解除するときは、原則として30日前までに予告すること、予告のあとに求めれば解除の理由を開示することが、発注者の義務とされています。
参考:厚生労働省「フリーランス・事業者間取引適正化等法のあらまし」
ただし、災害などのやむを得ない場合や、フリーランス側に責任がある場合などは、予告がいらない例外とされています。また、この法律は予告と理由の開示のルールで、解除してよいかどうかを決めるものではありません。自分の場合に当てはまるかは、契約の内容によります。
停止されないための稼働ルール
最後に、僕が気をつけていることをまとめるね。公式のルールじゃなくて、僕のやり方だよ
- 受ける前に確かめる:開始時刻・拠点・移動の時間・ほかに受けている仕事
- 遅れそうならすぐ連絡:チェックインに間に合わないとわかったら、その時点でアプリから連絡する
- 荷物とコードを照合する:袋の数・届け先・荷物のコードを、その場で確かめる
- トラブルは記録する:届けられない・壊れていた・アプリがおかしい、などは時刻と状況をメモする
- 書類の期限を管理する:免許証・保険・在留カードの期限をカレンダーに入れておく
- 記録の違いはすぐ問い合わせる:配達したのに「未到着」になっているなど、アプリの記録と違ったら早めに問い合わせる
これをやれば絶対に止まらない、というものではありません。ただ、止まったときに説明できる材料が手元に残ります。
よくある質問
Q1. Amazon Nowでもアカウント停止はありますか?
起こりえます。停止や垢バンの報告が多数あるAmazon Flexと、同じ規約・同じアプリで運用されているからです。ただ、2026年11月の時点で、Nowで止まったという公開の体験談は2件しか見つかっていません。
Q2. Amazon Flexで停止されたら、Amazon Nowでも働けませんか?
アカウントは1人1つで、FlexもNowも同じアカウントで受けるので、働けなくなると考えるのが自然です。Nowだけ別に扱われるという公式の説明はありません。
Q3. 評価が「要改善」になったら契約解除ですか?
すぐに契約解除になるとは限りません。「要改善」が何回続いたら解除、という公式の基準は公開されていません。評価を上げるために、遅刻や未配を減らすことが大切です。
Q4. オファーが来ないのは停止のサインですか?
それだけでは停止とは言えません。オファーの数は、注文の数や配達員の人数でも変わります。停止されたときは、ふつうはアプリやメールで通知が来ます。
Q5. 停止されたら、別のアカウントで登録し直せますか?
できません。アカウントは1人1つと決められていて、複数のアカウントを使うと参加資格に影響すると公式に書かれています。
Q6. 自分から辞めたら、また登録できますか?
規約6条bでは、自分から契約を終わらせた場合、12か月は戻れないとされています。12か月たっても、必ず登録できるとは限りません。
Q7. しばらく使わないと止まりますか?
規約6条eでは、180日以上使わないと停止されることがあるとされています。使わなかったことによる停止なら、再登録を申請できます。
Q8. 契約解除に異議を出す期限はありますか?
規約6条cでは、契約解除の通知を受け取ってから10日以内に、指定された方法で異議を出すとされています。通知に書かれた期限と送り先を最初に確かめてください。
Q9. 原付の任意保険の書類で止まることはありますか?
あります。Xには、任意保険の証券の日付の書き方(和暦と西暦)が合わず、配達の前にアカウントが止まったという投稿がありました。証券を出す前に、日付と名前の表記を確かめておくと安心です。
まとめ
Amazon Nowでも、アカウントの一時停止や垢バン、警告は起こりえます。停止や垢バンの報告が多数あるAmazon Flexと、同じルールで運用されているからです。Nowで見つかった停止の話はまだ2件だけですが、警告にあたるメールは僕にも届きました。
止まった理由がわからないままの例もあるので、稼働ルールを守っても絶対に止まらないとは言えません。だからこそ、6つの稼働ルールを守りながら、トラブルの記録を残しておくことが、止まったときに自分を守る材料になります。
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止まらないためのコツ、わかったよ!
通知が来ても、あわてずに期限を確かめてね
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